第一巻
第二十八首
詠み人:持統天皇国見

春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣干したり 天の 香具山
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国見
現代語訳
春が過ぎて夏が来たらしい──白い衣が干されている、あの天の香具山に。
シチュエーション
持統天皇が季節の移ろいを、香具山に干された白い衣の光景から感じ取った歌。白栲の衣は純白の布を指し、夏の訪れを象徴する。大和三山の一つである香具山は、古代から神聖視された場所。
原文
春已過而 夏将至矣 白妙衣 於天香具山 乾之也
持統天皇ゆかりの地
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