第一巻
第三十九首
詠み人:柿本人麻呂行幸歌

山川も 依りて仕ふる 神ながら たぎつ河内に 舟出せすかも
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行幸歌
現代語訳
山も川も天皇に従って仕える神々しい御代である。その吉野川の激しく流れる河内で、舟出をなさるのだなあ。
シチュエーション
第三十八首の長歌に続く反歌。吉野の地での天皇の行幸を讃え、自然そのものが天皇に従っているという神聖な世界観を短く凝縮している。『山川も依りて仕ふる』は、山や川が天皇に奉仕するという象徴的表現で、吉野の自然の神々しさを強調している。
原文
山川毛 因而奉流 神長柄 多藝津河内尓 船出為加母
柿本人麻呂ゆかりの地
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