第一巻
第四十一首
詠み人:柿本人麻呂雑歌(叙景歌)

釧着く 答志の崎に 今日もかも 大宮人の 玉藻刈るらむ
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雑歌(叙景歌)
現代語訳
釧を身につけた乙女たちが集う答志の崎で、今日もまた大宮人たちが美しい玉藻を刈っているのだろうか。
シチュエーション
答志の崎(現在の三重県鳥羽市付近)で、宮廷に仕える人々が玉藻を刈る情景を想像して詠んだ歌。『釧着く』は身なりの美しい乙女を表す枕詞で、海辺の明るい雰囲気を添える。『玉藻』は海藻の美称で、宮廷の食や儀礼に用いられた。人麻呂らしい、遠景からの叙景と想像が交じり合う柔らかな歌。
原文
釼著 手節乃埼二 今日毛可母 大宮人之 玉藻苅良武
柿本人麻呂ゆかりの地
明日香村周辺の宿を探す(楽天トラベル)関連画像Wikimedia Commons
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